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【羊飼いのFX突撃取材】米ドル/円、日経先物の戻り売り継続で臨みたい

2019年5月29日10時過ぎに西原宏一さんに直接聞いた最新の相場観と戦略をご覧下さい。(提供:羊飼いのFXブログ※チャート付き)

現在の為替相場の傾向や相場観

羊飼いのFX突撃取材
(画像=PIXTA)

昨日28日(金)のマーケットの注目は米国債のイールドカーブの逆転だ。米中通商協議に関する懸念の高まりを背景に、3カ月と10年の金利差が3月以降最大となるマイナス9.2bpまで拡大。これは歴史的にリセッションが差し迫っていることを示唆する水準といわれている。米中貿易協議に関しては中国が「レアアースの対米輸出を制限することを真剣に検討している」との一部報道も、マーケットを神経質にしている。結果、昨日28日(火)の米国株は下落。NYダウは240ドルの急落。S&Pは3月以来の安値まで反落。日経先物(6月限)は2万1000円レベルで軟調推移。一方、米10年債利回りは一時2.26%まで低下した。

現在の為替相場の戦略やスタンス

米債券が買い進まれたのは、既報のように「トランプ米大統領が米国には貿易問題で中国と合意する準備はまだない」と指摘したことが要因。株安が「ドル高、円高」を誘引し、米10年債利回りの低下によるドル安で米ドル/円は109円台前半で軟調推移。米国債のイールドカーブの逆転も見られた。戦略としては、米ドル/円、日経先物の戻り売り継続で臨みたい。

西原 宏一(にしはら こういち) 株式会社ダイヤモンド・フィナンシャル・リサーチ
青山学院大学卒業後、1985年に大手米系銀行のシティバンク東京支店へ入行。1996年まで同行に為替部門チーフトレーダーとして在籍。その後、活躍の場を海外へ移し、ドイツ銀行ロンドン支店でジャパンデスク・ヘッド、シンガポール開発銀行シンガポール本店でプロプライアタリー・ディーラー等を歴任した後、独立。ロンドン、シンガポール、香港など海外ヘッジファンドとの交流が深く、独自の情報網を持つ。ザイFX!にて「西原宏一のヘッジファンドの思惑」を連載中。

羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。