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【羊飼いのFX突撃取材】米ドル/円、クロス円の戻りは売りとみている

2019年3月25日8時時点に竹内典弘さんに直接聞いた現在の相場観とFXトレード戦略をご覧下さい。(提供:羊飼いのFXブログ※チャート付き)

現在の為替相場の傾向や相場観

羊飼いのFX突撃取材
(画像=PIXTA)

先週の米ドル/円相場は22日(金)にかけて、加速度的に下げ幅を拡大して引けた。21日(木)に日程を終えたFOMCは、バランスシート縮小の停止を9月と宣言、市場予想より早くサプライズとなった。市場反応は米金利低下からの米ドル安。22日(金)は欧州でPMI(購買担当者景気指数)が軒並み悪化、米国債市場では期間3カ月と10年で約11年振りに逆イールドが発生、景気減速懸念からクロス円が総崩れとなった。

現在の為替相場の戦略やスタンス

今週は本邦では期末を迎えることから、国内機関投資家からは新規投資より、手じまい売りが意識されやすい。外国株・外国債券であれば益出しからの円買いとなる。株式市場では明日26日(火)が権利付きの売買最終日、明後日27日(水)以降は権利落ちであり、どうしても売り優勢の展開が予想される。実際、日経平均先物は現物の日経平均を約200円下回って推移、権利落ちをすでに織り込んでいる。以上をまとめると、外部の変動要因等を除外しても、今週はミセスワタナベ(日本の個人FX投資家の総称)にとっても、特殊な週で円買いが意識されやすい。米ドル/円、クロス円の戻りは売りとみている。ボラティリティから換算する今週のレンジは、米ドル/円で108.50~110.50円、ユーロ/米ドルで1.1150~1.1350ドル、ユーロ/円で122.50~125.00円を予想している。

竹内典弘
1990年、カナダ系の銀行へ入行し為替ディーラーとなる。HSBCでは米ドル/円のチーフトレーダーを務めるなど20年以上にわたって為替市場の第一線で活躍。現在は個人トレーダーとして自己資金を運用するほか、twitter(@yen20pl)や西原宏一さんのメルマガを通じて情報配信を行なう。

羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。