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【羊飼いのFX突撃取材】米ドルの戻りは絶好の売り場ととらえている

2018年12月3日8時時点に竹内典弘さんに直接聞いた現在の相場観とFXトレード戦略をご覧下さい。(提供:羊飼いのFXブログ※チャート付き

現在の為替相場の傾向や相場観

羊飼いのFX突撃取材
(画像=PIXTA)

先週の為替市場は、週末に開催予定のG20を控えて総じて小幅な値動きにとどまった。こうした展開のなか、ドライバーとなったのはパウエルFRB議長の講演で「ここまで継続してきた利上げの一旦休止」に言及、米金利の急低下から米ドルは反落、米ドル/円で週安値113.19円、ユーロ/米ドルでは週高値1.1402ドルを示現、先週11月30日(金)にかけてはやや調整を伴い引けた。

現在の為替相場の戦略やスタンス

週明けの為替市場は、G20で「米中、追加関税導入へ90日間猶予」と報じられたことで米ドル/円、クロス円上窓を開け取引開始となった。ただ米中摩擦は「解決に至ったわけではなく」、年末商戦への単なる政治的配慮程度とみている。今週は再度パウエルFRB議長が今週6日(木)に議会証言に臨むが、11月上旬には「中立金利には程遠い」と語っていたことから、自身の姿勢の大きな変化に対し説明を求められるとみている。ここにきて米国の利上げ路線、次回再来週19日(水)のFOMCでの利上げで一旦休止、2019年以降見送りとの市場観測すら浮上してきた。今週末7日(金)には米雇用統計の発表を控えるが、米ドルの戻りは絶好の売り場ととらえている。今週一週間のボラティリティから換算する今週のレンジは、米ドル/円で112.50~114.50円、ユーロ/米ドルで1.1250~1.1450ドル、ユーロ/円で127.50~130.50円を予想している。

竹内典弘
1990年、カナダ系の銀行へ入行し為替ディーラーとなる。HSBCでは米ドル/円のチーフトレーダーを務めるなど20年以上にわたって為替市場の第一線で活躍。現在は個人トレーダーとして自己資金を運用するほか、twitter(@yen20pl)や西原宏一さんのメルマガを通じて情報配信を行なう。

羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。