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【羊飼いのFX突撃取材】焦点は今後の経済見通しとパウエル議長の会見に移る

2018年12月17日8時時点に竹内典弘さんに直接聞いた現在の相場観とFXトレード戦略をご覧下さい。(提供:羊飼いのFXブログ※チャート付き

現在の為替相場の傾向や相場観

羊飼いのFX突撃取材
(画像=PIXTA)

先週の為替市場で米ドル/円は比較的堅調に推移して引けている。週初の10日(月)に前週末比で日経平均株価が下げ足を速めるなか、米ドル/円も売られ週の安値112.25円を示現した。ただ、この水準では中長期の投資家の買い意欲も強く、週の後半にかけ高値追いとなった。13日(木)にはECB理事会後の記者会見でドラギECB総裁がハト派の姿勢でユーロ売り・米ドル買いが進行するなか、米ドル/円も買われ週高値113.71円まで上値を伸ばした。

現在の為替相場の戦略やスタンス

今週、米国の中央銀行であるFRBは日本時間では20日(木)午前4時、FOMC後に金融政策の発表を予定している。ここまで市場は25bp(0.25%)の利上げをほぼ確実視、焦点は今後の経済見通しと、パウエル議長の会見に移る。議長は先月11月28日(水)の講演で従来の姿勢を大きく変化させ、利上げの打ち止めを強く示唆した。今回の発表で、ここまでの「段階的利上げの継続」に大幅な修正が入った場合、米金利のピークを待たずに米ドルは反落する可能性が高い。米ドル売りイベントとなる可能性は高く、売り参入を虎視眈々と狙っている。今週一週間のボラティリティから換算する今週のレンジは、米ドル/円で112.00~114.00円、ユーロ/米ドルで1.1200~1.1450ドル、ユーロ/円で127.00~129.50円を予想している。

竹内典弘
1990年、カナダ系の銀行へ入行し為替ディーラーとなる。HSBCでは米ドル/円のチーフトレーダーを務めるなど20年以上にわたって為替市場の第一線で活躍。現在は個人トレーダーとして自己資金を運用するほか、twitter(@yen20pl)や西原宏一さんのメルマガを通じて情報配信を行なう。

羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。