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【米国株動向】マーベルファンにとって欠かせない「ディズニー・プラス」への加入

モトリーフール米国本社、2019年7月23日投稿記事より

「スパイダーマン」や「アベンジャーズ」で有名なマーベル・シネマティック・ユニバースの映画シリーズは、ウォルト・ディズニー(NYSE:DIS)にとって大きな成功となっています。

ディズニーは、11月にスタートするビデオストリーミングサービスの「ディズニー・プラス」でマーベルの映画やドラマシリーズを独占配信し、映画での成功を活用しようと考えています。

マーベル映画の次のフェーズは、来年夏に「ブラック・ウィドウ」で始まります。

来年秋には、ディズニーがマーベルの新ドラマ「ファルコン・アンド・ウィンター・ソルジャー(邦題未定、原題:The Falcon and The Winter Soldier)」をディズニー・プラスで独占配信する予定です。

2021年には、3つの新しいマーベルドラマシリーズがストリーミングサービスに追加されます。

新マーベルドラマのストーリーは、マーベル映画で進行している壮大な物語と関連しています。

そのため、熱心なマーベルファンはマーベル・シネマティック・ユニバースの動きを把握し続けるために、年間70ドルを支払ってディズニー・プラスを見る必要があります。

映画
(画像=Getty Images)

マーベル映画の熱狂的なファンを誘導

アベンジャーズの4つの映画はすべて、歴代興行収入10位に入っています。

最新映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」は、「アバター」を抜き歴代世界興行収入で1位となりました。

映画館を超えてマーベル・シネマティック・ユニバースの世界を拡張することで、ディズニーはコンテンツ戦略をさらに加速させるでしょう。

マーベルファンは映画館で最新映画を最大限に楽しめるよう、ディズニー・プラスで関連シリーズを見なければなりません。

これは、ディズニーが過去10年間拡大してきた膨大なマーベル・ユニバースの活用に非常に適した戦略です。

一方、AT&T(NYSE:T)やワーナーメディアは、自社のビデオストリーミングサービス向けなどに過去の人気作品のリブート(シリーズの再スタート)、前編、続編などの製作を検討しています。

ワーナーメディアは「ゴシップ・ガール」のリブートを発表し、HBOは「ゲーム・オブ・スローンズ」の前編を作成中と伝えられています。

これらのシリーズは熱心なファン層を魅了するかもしれませんが、マーベルシリーズが持つ広がりや深みとは異なります。

興行収入への影響

ディズニーの投資家は、ディズニー・プラスのスタートでディズニーの他の部門が影響を受けるのではと懸念しているかもしれません。

実際、ディズニー・プラスの導入でディズニーの家庭向けエンタテインメント売上が大幅に減少する可能性は非常に高いですが、これは必ずしも悪いことではありません。

また、マーベル映画のリリースと同時に映画館に行っていたマーベルファンの中には、新作を映画館で見る代わりにディズニー・プラスで配信されるのを待つ人も出てくるかもしれません。

映画興行収入がディズニーの重要な収入源であり続ける一方、ディズニーの取り分は映画館の興行収入の約50%〜55%に過ぎません。

ディズニー・プラスを契約して料金を月額払いしてもらえれば、年間4本のマーベル映画を見に行くカップルと同程度の売上を生み出すかもしれません。

したがって、映画チケット販売が減ったとしても、ディズニー・プラスを追加するだけの価値があるでしょう。

それとは対照的に、ワーナーメディアの独自ビデオストリーミングサービス「HBO Max」は、同社の人気ケーブルテレビ局「HBO」の売上を大幅に減らす可能性が高いでしょう。

ディズニーの場合は、たとえそれが他の事業に多少の影響を与えたとしても、いずれ全体としては大きなリターンを提供するようになるでしょう。(提供:The Motley Fool Japan

(米国株投資にご関心がある場合は、モトリーフールの下の記事をご参照ください。)
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元記事の筆者Adam Levyは、記事で言及されている株式を保有していません。モトリーフール社は、ウォルト・ディズニー株を保有し、そして推奨しています。モトリーフール社は、ディズニー株に関するオプションを保有しています(2021年1月の60ドルのロング・コールと2019年10月の125ドルのショート・コール)。