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【米国株動向】ネットフリックス、低調な第2四半期から回復へ

モトリーフール米国本社、2019年7月18日投稿記事より

ビデオストリーミング大手のネットフリックス(NASDAQ:NFLX)が17日に予想を下回る決算を発表した後、株価が大幅に下落しました。

第2四半期(4月〜6月)の売上高は49億2,300万ドルで、3ヵ月前の会社予想の49億2,800万ドルをわずかに下回りました。

しかし、1株あたり利益は0.60ドルとなり、目標としていた0.55ドルを大幅に上回りました。

ネットフリックスは3ヶ月間で500万人以上の新規グローバルプレミアムストリーミング会員を増やすことを目標としていましたが、実際は270万人増でかけ離れた結果となりました。

ネットフリックスの有料会員合計は6月末時点で1億5,156万人です。

第2四半期決算は保守的な会社ガイダンスをさらに下回る結果となりましたが、詳細を見るとそれほどひどくはない可能性もあります。

ネットフリックスがこの打撃から立ち直ると考えられる理由をいくつか見てみましょう。

【米国株動向】ネットフリックス、今後は有力コンテンツの撤退に直面

ネットフリックス
(画像=Getty Images)

1. 値上げで相殺

ネットフリックスの会員数が伸び悩んでいる大きな要因は、米国および他の地域で値上げしたことです。

同社は値上げした地域で解約数が多かったと説明しています。

ネットフリックスは最近、米国や他の地域の価格を13%~18%引き上げました。

4月中旬に会員数の推移を予想した時点ですでにこの値上げは実行されていました。

そして、この値上げで会員数の成長鈍化を相殺しています。

為替中立ベースのユーザー当たり平均売上高は前年同期比9%増となりました。

2. 第3四半期には会員数大幅増へ

ネットフリックスは四半期決算の株主への手紙の中で、2016年以降、会員数予想がどのように推移しているかを述べています。

今まで年に一度、第2四半期で予想を外すことが多くありました。

今回の予想のズレは今までよりも大きかったですが、重要なのはこれまでネットフリックスが第3四半期で予想会員数を超えてきた記録があるということです。

これまでの経緯から、第3四半期では回復が期待できるでしょう。

3. 第3四半期ガイダンスはアナリスト予想と同様

ネットフリックスの第3四半期(7月〜9月)見通しは妥当なものです。

売上高は前年同期比31%増、過去最高の52.5億ドルを予想しています。

1株当たり純利益は17%増の1.04ドルと緩やかな上昇を見込んでいます。

そして、世界中で700万人の会員増を目指しています。

見通しは、すべてが計画通りに進むことを前提としています。

ネットフリックスの売上高と利益に関するガイダンスは、ほぼアナリストの予想通りです。

なお、これまでと異なり、今後はメディア大手がビデオストリーミングサービスに続々と参入するため、投資家はその影響も注視すべきでしょう。(提供:The Motley Fool Japan

(米国株投資にご関心がある場合は、モトリーフールの下の記事をご参照ください。)
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元記事の筆者Rick Munarrizは、ネットフリックス株を保有しています。モトリーフール社は、ネットフリックス株を保有し、そして推奨しています。