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【米国株動向】テスラの10~12月期の納車台数は過去最高へ

モトリーフール米国本社、2019年11月12日投稿記事より

電気自動車のテスラ(NASDAQ:TSLA)の株価は、過去6カ月間で44%上昇し堅調です。

直近では、10月下旬に発表した第3四半期(7~9月)決算で、赤字のアナリスト予想に対して黒字を計上し、株価が急騰しました。

そしてその後、過去最高の納車台数予想など有望な第4四半期見通しも株価を後押ししています。

テスラ
(画像=Getty Images)

需要は第4四半期も順調に増加

テスラ車の需要は、年初から堅調に拡大しており、第4四半期も同様です。

経営陣は、「生産水準を上げているにもかかわらず、受注残が増加し続けている。

第4四半期についても、これまでのところ注文は前年同期を大きく上回っている」と述べています。

テスラは、通期の納車台数を36万台と予想しています。

これは、第4四半期に10万4500台以上を納車する必要があり、前四半期比で7%増となります。

なお、2018年の通期の納車台数は24万6000台でしたから、大幅な増加です。

効果的な顧客の「口コミ」マーケティング

テスラの以前の車でもそうでしたが、量産車の「モデル3」についても、ユーザーの「口コミ」マーケティングが効果を上げています。

CEOのイーロン・マスクは、「口コミで十分な需要があるため、当社は特に広告を打っていない」とコメントしています。

もちろん、テスラは、交通の多い地域に新店舗を開設したり、テストドライブのイベントを開催したり、顧客紹介プログラムを導入したりしてマーケティングを行っています。

モデルSおよびモデルXの納車台数が第4四半期に回復の可能性

モデル3の納車台数は急増を続けていますが、投資家は高額モデルの「モデルS」及び「モデルX」の売上を懸念しています。

2017年から2018年にかけて、両モデルの合計四半期納車台数は25000台前後で推移しましたが、2019年に入り急減しています。

第3四半期の両モデルの納車台数は17500台で、前年同期比37%減、前四半期比1%減となっています。

しかし、経営陣によれば、需要増に対応し第4四半期にはモデルSおよびモデルXの生産を拡大しています。

さらに、最近になってモデル3の生産体制が安定してきたので、モデルSおよびモデルXの生産に力を割けるようになったとしています。

経営陣の強気のコメントと好調な需要トレンドを考慮すると、第4四半期には納車台数は過去最高に達する可能性があり、そして更なる株価押し上げ要因になるとの見方があります。(提供:The Motley Fool Japan


免責事項と開示事項 記事は、一般的な情報提供のみを目的としたものであり、投資アドバイスではありません。元記事の筆者Daniel Sparksは、記事で言及されている株式を保有していません。モトリーフール米国本社は、テスラ株を保有し、そして推奨しています。