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【米国株動向】インテル、第2四半期決算とアップルへのモデムチップ事業売却を発表

モトリーフール米国本社、2019年7月25日投稿記事より

半導体大手のインテル(NASDAQ:INTC)は25日木曜夕方、第2四半期(4月~6月)決算とアップル(NASDAQ:AAPL)へのモデムチップ事業売却を発表しました。

この発表を受け、インテルの株価は時間外取引で一時6%上昇しました。

インテル
(画像=Getty Images)

第2四半期の売上高は165億1,000万ドルで、前年同期の169億6,000万ドルをやや下回りましたが、それでもアナリストのコンセンサス予想の156億8,000万ドルを大きく上回りました。

データセンター向けのチップ販売が予想よりも好調で、IoT(モノのインターネット)関連も下支えとなりました。

調整後純利益は前年同期の49億ドルに対して48億ドルでした。

なお、株数の変更により、1株当たり利益は前年同期の1.04ドルに対して1.06ドルと上昇し、さらにアナリスト予想の0.89ドルを上回りました。

第2四半期の状況を反映し、インテルは通期ガイダンスを若干引き上げ、売上高を695億ドル、1株当たり利益を4.40ドルとしました。

これらはアナリスト予想(684億7,000万ドル、4.23ドル)を上回っています。

10億ドルでアップルへモデムチップ事業売却

インテルは決算発表に加えて、数日前から報道されていたアップルへのスマートフォン向けモデムチップ事業売却を発表しました。

インテルは先に次世代5Gワイヤレスネットワーク用モデムチップの開発中止を発表しており、事業の売却先を探していました。

インテルは10億ドルでモデムチップ事業の大半をアップルに売却します。

それらには、モデム関連の約1万7,000件の知的財産が含まれ、約2,200人の従業員もアップルへ移籍します。

売却には規制当局の承認が必要ですが、第4四半期には完了する見込みです。

アナリストによれば、インテルは当初数十億ドルでの売却を検討していたため、10億ドルは格安でアップルにとって有利な取引とみられます。

アップルはこの買収により、5G向けiPhoneのモデムチップ開発を加速させることができます。

さらに、クアルコムとのモデムチップ調達交渉も有利に進められるようになります。

アップルとしては、徐々にクアルコムのモデムチップ使用を減らし、自社開発モデムチップに置き換えていく意向です。(提供:The Motley Fool Japan

米半導体銘柄比較:エヌビディアとクアルコム

(米国株投資にご関心がある場合は、モトリーフールの下の記事をご参照ください。)
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元記事の筆者Eric Volkmanは、記事で言及されている株式を保有していません。モトリーフール社は、アップル株を保有し、そして推奨しています。モトリーフール社は、インテル株を保有し、そしてインテル株に関するオプションを保有しています(2020年1月の155ドルのショート・コール)。モトリーフール社は、アップル株に関するオプションを保有しています(2020年1月の150ドルのロング・コールと2020年1月の155ドルのショート・コール)。