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【米国個別株動向】ノルウェージャンクルーズの決算、新客船効果で快走

-堅調な第4四半期、2019年の見通しも良好-

モトリーフール米国本社、2019年2月21日投稿記事より

ノルウェージャンクルーズライン・ホールディングス(ティッカー:NCLH、以下「ノルウェージャン」)は21日、2018年第4四半期および通期決算を発表しました。

第4四半期の売上高は過去最高となり、同社は、旺盛な需要に支えられたクルーズ業界の追い風を十分に受けて快走しています。

一方、新客船も次々と投入しています。

以下の説明では、比較数値はすべて前年の四半期(2017年第4四半期)に対して表示されていることに注意してください。

新客船効果
(画像=Getty Images)


ノルウェージャンクルーズラインの四半期業績

【米国個別株動向】ノルウェージャンクルーズの決算、新客船効果で快走
(画像=出典:ノルウェージャンクルーズラインの第4四半期決算報告)


2018年第4四半期の概要

・経営陣によれば、2018年4月に4,000人収容の新客船ノルウェージャン・ブリスを投入したことが、四半期売上高の2桁増に貢献しました。また、各主要市場における料金値上げの浸透と、乗客の活発な船内支出も、過去最高の四半期売上高に大きく貢献しています。

・純利回り(純売上高を利用可能旅客クルーズ日数の合計で割った数値)は、2%増と良好でした。

・ヘッジ効果が効き、1トン当たりの燃料費は約8%増の469ドルにとどまりました。

・設備稼働率が上昇しましたが、人件費、燃料消費量、食料およびその他費用の上昇が響き、営業利益率は80ベーシスポイント増加して2%となりました。マーケティング費用、一般管理費も前年同期をわずかに上回りました。

・ノルウェージャンは、第4四半期において、約2億100万ドル相当の自社株を公開市場で購入しました。この結果、2018年通期の自社株買いは、2017年のゼロに対して、6億6,480万ドルに拡大しました。

・ノルウェージャン・ブリスを展開しているアラスカクルーズに、ノルウェージャン・ジョイを2019年春に投入する、と経営陣が示唆しました。


経営陣の見解

ノルウェージャンは、クルーズ業界の追い風とブリス投入の恩恵を受けています。

CEOのフランク・デル・リオ氏は、最近の業績に満足しており、さらに2019年の業績に対しても高い確信を持っている、と決算プレスリリースで表明しています。

「ノルウェージャン・ブリス投入の記録的成功、需要創出戦略の完璧な実行により、5年連続で1株当たり利益の2桁成長を記録しました。

2019年も最高の状況でスタートし、価格水準は前年の記録的水準をさらに上回っています」と言及しています。


2019年の見通し

ノルウェージャンは、2019年第1四半期と通期の収益見通しを発表しました。

純利回りは第1四半期に約2%、通期では2.5%から3.5%の間で増加すると予想しています。

2019年第1四半期の調整後1株当たり利益(EPS)は、2018年第1四半期の0.60ドルに対し、0.70ドルを目標としています。

経営陣は通期のEPSを5.20ドルから5.30ドルの範囲で見込んでいて、その中間値は、2018年の調整後EPSの4.92ドルを7%上回っています。

ノルウェージャンは、収益見通しにおいて堅調な成長を見込んでいます。

なお、2019年初めの良好な予約状況に乗客の船内支出の増加傾向とブリスの成功が相まって、さらなる利益拡大の可能性があります。

このため、今後の数四半期において、同社経営陣が通期予想を少なくとも一度は上方修正したとしても、株主はまったく驚かないでしょう。(提供:The Motley Fool Japan



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