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【第1回】 増えてきたAI投信 信じてもいいのか 

AI,ファンドマネージャー投資
(写真=Thinkstock/Getty Images)

目次

  1. はじめに
  2. AI投信が続々と誕生
  3. 資産運用の世界にもAI化の波が
  4. ヤフーのAI投信はビッグデータを解析
  5. ヤフーを迎え撃つ金融機関もAI投信設定
  6. 米国のSNSファンド、AI運用ヘッジファンド
  7. ファンドマネージャーは失業の危機?

はじめに

AI技術の進歩はとどまるところを知らず、私たちの生活を大きく変えようとしている。AIによって、私たちはこれから、金銭的にも精神的にも豊かになれるのだろうか。

AIによって社会はどのように変わるのか。そして、どのような企業がAI を使って変革をもたらそうとしているのか。AI社会の未来を考えたい。

AI投信が続々と誕生

2016年、インターネット企業大手のヤフーが、AIで運用するファンドとしては実質的に日本初となる公募投資信託を設定した。

AI投信とはどのようなものなのだろうか。今後、ファンドマネージャーは職を失い、私たちはこれからAI の分析に頼って投資をしていくようになっていくのか。

日本より先行している米国の例など見ながら予想してみよう。

資産運用の世界にもAI化の波が

AI(人工知能)は、自動運転などの次世代先端分野のほかに、医療・介護、教育といった生活分野、品質管理・工場自動化といった産業分野などさまざまな分野で実用化が進んでいる。また、金融業界でも2016年頃から、みずほ銀行や三菱UFJ信託銀行、楽天証券などが、ウェブサイトでAIを使ったロボ・アドバイザーが投資家のプロファイルに適したETFの推奨などの運用アドバイスを行うサービスを始めた。AIやビッグデータを使った投信は米国ではすでに設定されており、日本の投資運用界においても、AI化の大きな波が押し寄せてくることは間違いなさそうだ。

ヤフーのAI投信はビッグデータを解析