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【第1回】 ジョージ・ソロスの金投資戦略

経済危機,ジョージ・ソロス,世界経済
(画像=Getty Images)

目次

  1. はじめに
  2. ソロス氏41億円 ドラッケンミラー氏430億円を投資
  3. 中国 インドの金消費が半分に

はじめに

この特集では、ジョージ・ソロスが過去に行った金投資と、金投資のメリットや注意点等について紹介する。初回である今回【第1回】は、2015年に金価格が暴落した際のジョージ・ソロスの金投資についてだ。

ドルの価値が上昇し、金価格が過去4年間で40%以上下落するなか、ソロス氏や他の大物投資家たちは金への投資額を増やしている。なぜあえて暴落している金への投資額を増やすのだろうか。それには金の性質が関係している。

ただし大物投資家たちが金投資額を増やすことによる市場へのデメリットもあり、それについても解説する。

ソロス氏41億円 ドラッケンミラー氏430億円を投資

金は証券や債券などと違って紙クズに変わる危険性がなく、国際経済状況や貨幣価値次第で価格が再び高騰する可能性をふんだんに秘めている。

下落局面においても、金が「叩き買いするにはもってこいの長期投資商品」という事実を知っている投資家達が買い増しを続けることは、決して「危険なギャンブル」ではないのだ。

「伝説の投資家」ジョージ・ソロス氏は3360万ドル(約40億9269万円)、ポールトン&カンパニーのジョン・ポールトン氏は15億ドル(約1827億958万円)、グリーンライトキャピタルの創設者、デビッド・アインホーン氏は1億5100万(約183億9276万円)相当の金投資を行っていた。

なかでも元デュケーヌ・キャピタル・マネジメントの創設者、「最高のファンドマネージャー」の呼び名で知られたスタンレー・ドラッケンミラー氏は、2015年8月の時点でポートフォリオの25%にあたる3億5300万ドル(約429億9765万円)を金に新規投資するなど、大変な力の入れようだった。

中国 インドの金消費が半分に