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【特別企画②】お客様本位の提案につながる「デザイン思考」のススメ【Q1,Q2】

デザイン思考
(画像=PIXTA)

Q1 デザイン思考などがお客様本位の提案に役立つと聞いたけど…

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多くの行職員がFintech(以下、フィンテック)という言葉を知っていると思います。フィンテックとは、簡単にいえばIT技術を使った革新的な金融サービスのこと。世界的なトレンドになった要因はいくつかありますが、その1つとして「スタートアップ」と呼ばれる企業が新たに金融業界に参入し、IT技術を用いた金融サービスを提供したことがあります。

スタートアップという言葉は、一般的に「短期間でイノベーションや新たなビジネスモデルの構築などを目指す動き」を表しますが、これに取り組む企業を示すときにも使われます。

スタートアップ(以下はこれに取り組む企業のこと)には共通点があります。それは「お客様や社会の問題を解決するために組織され、その問題を従来にはないアイデアや技術によって解決し、急成長を目指す」ことです。

こうした活動の中で、最も重要なのは「お客様の問題を特定し、解決する」という点です。この実現のために、徹底的にお客様に向き合い、必要とされるプロダクト(お客様の問題を解決しお金を支払ってもらえるもの)を作成しています。そこで利用されているのが「デザイン思考」「リーンスタートアップ」と呼ばれる方法論やフレームワークです。

もっとも、インターネットやスマートフォンの普及に伴い、人々の消費行動や価値観は急速に変化してきています。そのような中では、「だれが、どんな問題を抱えているか」ということを特定するのは困難といえます。これに対する手法としても、デザイン思考やリーンスタートアップは有効であると考えられ、幅広く活用されています。

「顧客志向」と本質は同じ