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【年収1億円超のお金持ちの習慣】大切にすべきは 「相手の家族」

お金持ちはビジネスや投資の天才というだけではなく、相手の心をつかんで離さない人心掌握術を心得た人物です。この記事では、お金持ちが大切にしているプレゼントの習慣を、黒坂岳央 著「年収1億円超の起業家・投資家・自由業そしてサラリーマンが大切にしている習慣」よりご紹介します。

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2019.7.22

ギフトの達人たちの共通点

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お金持ちはビジネスや投資の天才というだけではありません。何より、相手の心をつかんで離さない人心掌握術を心得た人物です。
人は一人では生きられません。特に変化の激しいビジネスの世界においては、力のある者同士が協力することで、足し算ではなく掛け算としてのパフォーマンスを発揮することができます。
この章では、世界で活躍するビジネスパーソンたちが、どうやって相手の心をつかんでいるのかをお話しします。
あなたも彼らの「ワザ」を盗んで、出会う人を虜にする力を身につけましょう。
あなたは、大切な人に喜んでもらいたいと思ったときに、その本人にプレゼントをするのではないでしょうか。 「何を当たり前のことを言ってるの?」と思われたかもしれません。

実は、

一流のビジネスパーソンは贈り物をするとき、相手ではなく、その家族にプレゼ ントをすることで心をつかんでいる

のです。

手土産というのは、取引先と良好な関係を構築するために戦略的に活用できるビジネスツールです。
接待の翌日以降の話題に上ったり、相手の記憶に残るような手土産を贈ることができれば、「さすがこの方はセンスが違う!」と一目置かれる存在になれます。
逆に、どこでも買えるありきたりの物では受け取る方はガッカリ。だからと言って高級ブランドの手土産では、「次の契約もください」という下心しかないと取られてしまいかねません。
このように、手土産は「ただ渡せばいいだけのプレゼント」ではなく、非常に奥が深いものなのです。
私はギフトビジネスを運営している立場上、これまでに、売上3兆円を超える超大手企業の秘書室や、芸能プロダクション社長、コンサルティング事務所の経営者など、数百社以上の手土産に携わってきました。
中でも、いくつも著書を持ち、テレビや雑誌のインタビューなどで取り上げられるような社長や、右肩上がりの成長を続ける会社の代表といった一流経営者たちは、日常的にギフトを贈ったり受け取ったりしています。

ギフトを上手に活用してビジネスを円滑に進め る、「ギフトの達人」

とも言うべき人たちです。

そして彼らに共通するのが、

接待される側にもかかわらず、手土産を準備していく人が多い

ということです。

なぜ接待される側にもかかわらず、手土産を用意するのでしょうか。また、そんなことをして接待をする側に気を遣わせてしまうことはないのでしょうか。

一流の人は「先行投資上手」

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接待される側が手土産を用意する理由を知るには、まず彼らの持つビジネス哲学を理解する必要があります。
普通は、「相手がくれたら返す」というスタンスが一般的ですよね。ビジネスでも、「まず自分の商品を買ってほしい」という、「もらう思考」の人がほとんどだと思います。
しかし、一流の経営者たちは違います。
まず最初に自分が相手に与えることで、大きな信用や高い評判を呼び、それが後々になって、与えた以上のものになって返ってくるというわけです。
もちろん、彼らは「相手は誰かれ構わず」贈っているというわけではなく、「この人は!」 と思える人にこそ、ビジネスがうまくいくように必要なサービスや、商品、人材を惜しみ なく提供してくれるわけです。
一流経営者は「与える もらう」人たちであり、言い換えれば「先行投資」が上手な人たちなのです。
一流経営者が手土産を贈る理由、その最大の目的は、「あなたを大切に想っています」というメッセージを伝えることに他なりません。
決して「手土産を使ってビジネスを有利に進めたいから」という自分本位の理由が先に立つことはなく、手土産で相手の心をつかみ、その結果としてビジネスも有利に運ぶのです。
しかし、本来は接待を受ける側ですから、「接待をする側のメンツを潰さず、相手の心をつかまなければいけない」というタスクがあります。それを実現するポイントがありま すので、ご紹介しましょう。

まず、

手土産の品は決して接待する側の手土産より上であってはなりません。

そうなると、ネットや雑誌で紹介されている老舗ブランドや、高級店の「鉄板手土産」 は使えなくなります。かといって安すぎず、手頃な価格の贈り物を選ぶことも必要となってきます。

また、渡すタイミングも重要で、接待する側が手土産を渡すよりも「後」でなければ相手のメンツを潰すことになりかねません。

「気を遣わせずに」がカギ

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そして何より一番重要なのが、「贈る相手」です。冒頭で述べたとおり、一流経営者は

接待をする目の前の相手ではなく、その家族に贈り物をする

という行動を取ります。

これは、私が実際に彼らから聞いた体験談です。
とある企業の代表が、飲み会の席でそろそろ帰ろうかというときに、「今日は来てくれてありがとう。これ、奥さんへどうぞ!」と、相手からお菓子の贈り物をさっと渡されま した。値段はものすごく高価というわけではなく、全国区での知名度はないけれど、地元では人気の高い逸品で品質はしっかりしています。
自分の家族のために贈り物を用意してくれる人に、好意を抱かないわけがありませんよね。
当然、帰宅して奥さんへプレゼントを渡したところ、

「あなたはこんな素敵な心遣いをしてくれる人とお付き合いしているのね!」
と、家庭内での評価がアップしたのは言うまでもありません。
このように、接待をする本人ではなく、その家族へ手土産を贈ることで、気を遣わせず に「あなたは自分にとって大切な人間だ」というメッセージを、何倍にも膨らませて贈ることができるのです。一流経営者はビジネス取引だけでなく、手土産でも相手の心をグッとつかんで離さないのです。
【年収1億円超のお金持ちの習慣】
手土産やプレゼントを、目の前の本人の向こう側にいる 家族や大切な人のために用意する。
本記事は「年収1億円超の起業家・投資家・自由業そしてサラリーマンが大切にしている習慣」黒坂岳央/大和出版 より抜粋しました。
黒坂岳央(くろさかたけを)

黒坂岳央(くろさかたけを)

1981年、大阪府生まれ。「水菓子 肥後庵」代表。ビジネスジャーナリスト。
高校卒業後、5年間のニート&フリーター生活の後、関西外国語大学短期大学部に入学。在学中にシカゴの大学へ留学して会計学を学ぶ。卒業後は、ブルームバーグLP、セブン&アイ、コカ・コーラボトラーズジャパン勤務を経て、高級果物ギフト専門店「水菓子 肥後庵」を設立。
公式ブログのほか、「アゴラ言論プラットフォーム」「ZUU online」「MONEY PLUS」「Study Walker」などのメディアで情報発信するビジネスジャーナリストとしても活躍中。
著書に、英語力を劇的にアップさせる独自のノウハウ「読むだけ勉強法」について書いた『中学レベルの僕が「読むだけ勉強法」で英語をペラペラ話せるようになった!』(大和出版)がある。
水菓子 肥後庵: https://www.higoan.jp/
公式ブログ: https://higoan.jp/gift/
連絡先: takeo.kurosaka@gmail.com
公式メールマガジン: https://takeokurosaka.com/mailmagazine/

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