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【エクセル術】日付を「令和元年」の表示にするには?

問題:次の表組の「入会日」欄に入力されている日付で該当するものを「令和元年」の表記に変更させよ。ただし、使用するエクセルは、令和対応の更新プログラムが適用済みとする。 難易度:☆☆☆★★ 実用度:☆☆☆☆★ 目標ステップ数:8 解答: 令和対応の更新プログラムが適用されているエクセルなら、平成時代と同じように日付の表示形式を、令和を含む和暦にできるが、2019年5月時点では「元年」の表示までには対応していない。「元年」と表示させたい場合は、以下の手順に従い「条件付き書式」の設定をしよう。 ●STEP1 書式を変更したい部分を選択し、「ホーム」タブの「数値」欄にある「表示形式」ボタンをクリック。 ●STEP2 「セルの書式設定」画面が表示される。「表示形式」タブの「分類」欄で「日付」、「カレンダーの種類」欄で「和暦」、「種類」欄で元号表記を選択し、「OK」ボタンをクリック。 ●STEP3 選択した範囲に入力されている日付が、元号表記に変更される。しかし、このままでは「元年」とは表示されない。 ●STEP4 続けて「元年」と表示させるための、条件付き書式を設定する。書式を変更したい部分を選択し、「ホーム」タブの「条件付き書式」―「新しいルール」をクリック。 ●STEP5 「新しい書式ルール」画面が表示される。「ルールの種類を選択してください」欄で「指定の値を含むセルだけを書式設定」を選択し、「ルールの内容を編集してください」欄では、画面左から「セルの値」、「次の値の間」、「2019/5/1」、「2019/12/31」を選択。最後に「書式」ボタンをクリックする。 ●STEP6 「セルの書式設定」画面が表示されるので、「表示形式」タブの「分類」欄で「ユーザー定義」を選択。「種類」欄に直接「"令和元年"m"月"d"日"」(英字と記号は半角)と入力し「OK」ボタンをクリック。 ●STEP7 「新しい書式ルール」画面に戻る。「プレビュー」欄に「令和元年」の表記があることを確認したら、「OK」ボタンをクリック。 ●STEP8 該当する日付が「令和元年」と表示されるようになる。 【今回のまとめ】 「条件付き書式」とは、名前の通り指定した条件に合致する箇所の書式のみを変更するための機能。様々な条件が指定できるが「今回は一定の範囲に収まる日付」の指定を行っている。STEP5の画面を見ればわかるように、指定する範囲は「2019/5/1」から「2019/12/31」まで、つまり元号が変更された2019年5月1日から、元年の末日となる2019年12月31日までの間に収まる日付のみを「元年」と表示されるように指定していることになる。 「令和元年」と表示させるための設定は「セルの書式設定」の「ユーザー定義」で行っている。STEP6で行っている「"令和元年"m"月"d"日"」という指定のうち「m」は月、「d」は日を示す記号だ。 一見、ここで行っているセルの書式設定だけで、「令和元年」の表示ができると思うかもしれないが、この指定のみでは、すべての日付が「令和元年」となってしまう点に注意が必要。このセルの書式設定と先ほどの条件付き書式を組みあわせることで、初めて2019年5月1日から12月31日までの日付のみが「令和元年」と表示されるわけだ。 もちろん「令和1年」のままでも、特に支障はないわけだが、せっかくのことなので「元年」で表示させたいと思うのは、日本人ならではの人情というもの。ちょっと面倒な設定ではあるが、上司や得意先などに渡す書類やファイルに「元年」の表示があれば、先方も喜んでくれることだろう。