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「クレジット」、「デビット」、「プリペイド」それぞれのカードの特徴を把握して、うまく使い分けましょう

キャッシュレス化の時代です。スマートフォンによるQR決済や、様々なカードで支払いができる時代です。

日本はキャッシュレス化が他の主要先進国に比べ遅れていると言われていますが、年々現金以外の支払い方法を活用する人が増えています。米国株ならばビザ(V)やマスターカード(MA)の株価も右肩あがりでこの10年は推移しており、世界的にキャッシュレス化の方向に進んでいることが投資家目線からも伺えます。

本記事では生活に身近なクレジットカード、デビットカード、プリペイドカードの違いを改めて確認します。投資家はお金の支払い方にもこだわりましょう。カードはうまく活用すれば、下手な利回りの低い債券などを買うよりもずっとお得です。日々の少しの心がけがあなたを豊かにします。

カード
(画像=Getty Images)

3種類のカードを区別しましょう

クレジットカード、デビットカード、プリペイドカードの3つの違いをしっかりと区別できるでしょうか。

例えばVISAのブランド名が付いているカードなら全て同じようなものに思えてきます。しかしこの3つには明確な違いがあります。自分の使用用途に合ったカードを普段、使えているかどうかを確認しましょう。

クレジットカード

クレジットカードは自分の銀行口座から利用した分だけ、後から手数料など込みで引き落とされる仕組みのカードです。つまり決済はポストペイ(後払い)となります。デビットカードやプリペイドカードと異なり、入会には審査があります。

ポストペイのため、クレジットカード会社が加盟店への支払いを一旦、肩代わりします。利用者が後から支払いができるかどうかが、クレジットカード会社にとって問題になるため審査があります。

デビットカード

デビットカードは、自分の銀行口座から直接お金を使うと引き落とされる仕組みのカードです。言い換えれば預金口座に紐付けられたカードです。決済は即時決済となります。即時決済のため紐付けられた口座残高以上に使うことはできません。また、原則無審査で持つことができます。

海外の金融機関では、キャッシュカードにデビットカードの機能がついていることが多いです。

プリペイドカード

プリペイドカードは、事前にチャージした分だけ支払いに使えるカードです。VISAなどの国際ブランドが発行しているプリペイドカードは、クレジットカードやデビットカードと同じ感覚で使うことができます。決済は前払い式です。いわゆるテレホンカードや交通機関で利用できるカードなども、プリペイドカードの一種です。

クレジットカードのメリットとデメリット

クレジットカードのメリットとデメリットを整理してみましょう。それぞれのカードにはそれぞれの強みと使いづらいところがあります。

クレジットカードのメリット

クレジットカードのメリットは、ポイントの還元率が一般的にデビットカードやプリペイドカードよりも高いことです。カードのブランドや種類によってポイントの還元率はまちまちです。1%以上のポイント還元率のクレジットカードも珍しくありません。

また1回払いだけでなく、分割払いやリボルビング払いなど支払い方法を選ぶこともできます。クレジットカードによっては海外旅行の保険が付帯されていたり、ラウンジを使用する権利がついたいたり様々特典もついています。クレジットカードは審査はあるものの、多機能で多くの特典もあるため、有効な使い道が数多くあります。

クレジットカードのデメリット

クレジットカードはメリットが場合によってはデメリットともなります。しっかり管理できないと後払いのために使いすぎてしまうこともあります。

例えばリボルビング払いは毎月あらかじめ指定した一定の額を返済する制度です。月々の支払い金額が一定になるため、無理のない支払い金額ならば問題にはなりません。しかし、利用残高が増えると金利手数料の負担が大きくなり、月々の支払い金額だけでは金利を含めた利用残高を減らすことができず、気づけば大きな借金を背負ってしまったということも珍しくありません。

分割払いでも手数料が発生してしまいます。また後払いのため、実際にお金を使っている感覚も麻痺し、使い過ぎてしまうリスクもあります。クレジットカードの利用明細や出費は家計簿アプリなどに登録するなど、可視化できる状態にし計画的に使うことが大切です。

また海外のATMでキャッシングをする場合、金利が発生するため為替手数料などを勘案してもデビットカード、プリペイドカードよりも負担が大きいこともあります。そのため海外ATMでのキャッシングではデビットカード、プリペイドカードの方が有利になるケースも多々あります。

デビットカードのメリットとデメリット

即時決済のデビットカードにもメリットとデメリットがあります。審査も特にないためクレジットカードとうまく併用すると便利です。

デビットカードのメリット

デビットカードのメリットは即時決済のため、クレジットカードよりも使いすぎずに済むところです。また口座に入っている以上に使うこともできないため、子どもに持たせるにも適しています。

特に未成年で海外旅行や留学をする際にクレジットカードを持てないケースや、家族カードなどを持たせることができないときにも、審査がないために使えるところはメリットと言えるでしょう。海外のATMでのキャッシングでは、金利のかかるクレジットカードよりデビットカードの方が有利なこともあります。

デビットカードのデメリット

デビットカードは使える場所が限られるというデメリットがあります。例えば、海外旅行などの宿泊先や一部の高速道路やガソリンスタンドなど、意外なところで使えないこともあるため、クレジットカードよりも不便な点が目立ちます。

またクレジットカードのように分割払いなど払い方を選べないところもデメリットになることがあります。還元率でも基本的にクレジットカード以下であることが一般的です。

プリペイドカードのメリットとデメリット

VISAやマスターカードなどの大手のクレジットカード決済のブランドがプリベイドカードを発行しています。デビットカードと同様、入会審査もなく銀行口座も必要ありません。

プリペイドカードのメリット

プリペイドカードはチャージした分だけしか使えないため最も安全です。年齢制限もクレジットカードやデビットカードよりもゆるく、入会審査もなく銀行口座も必要ありません。

また決済手段としてVISAやマスターカードのブランドがすぐに必要な場合にも活躍します。海外のATMで現金を下ろすことができるカードもあります。

プリペイドカードのデメリット

プリベイドカードでは残高を使い切れずに有効期限切れで失効してしまうこともあります。

またカードによってチャージに上限もあります。プリペイドカードの性質上、都度チャージをするのが面倒と感じる人もいるでしょう。プリペイドカードでの支払いを受けつけていないサービスも多いため、デビットカードと同様、不便さを感じることもあります。

基本的にはクレジットカードがおすすめ

審査の問題をクリアし、使いすぎに気をつけれることができれば、クレジットカードをうまく活用するのがおすすめです。支払いに対するポイントの還元率も高く、支払いなどが多いならクレジットカードを使えばうまくポイントを貯めることができます。

また、カードによっては空港のラウンジの利用や海外旅行保険などの魅力的な特典もあります。ただし海外ATMでのキャッシングでは、デビットカードやプリペイドカードが有利なこともあります。

また使いすぎなどの問題や、審査・年齢などのこともあるため、使用用途によってはデビットカードやプリペイドカードの利用も検討するスタンスが良いでしょう。

まとめ

一般論ですが、クレジットカード・デビットカード・プリペイドカードのメリットとデメリットは以下の通りです。カードごとに特典やサービスも異なるため、最終的には個別的に確認する必要はあります。

それぞれの特性をうまく使い分けましょう。(提供:The Motley Fool Japan

「クレジット」、「デビット」、「プリペイド」それぞれのカードの特徴を把握して、うまく使い分けましょう
(画像=The Motley Fool)

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